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【0.はじめに】

 

 平成29年度第2回(第49回)の試験で合格を果たすことができました。独学で合格できたのは、様々な情報を提供してくださった「気象予報士応援団」(現めざてん)サイトのマスター北上大様、膨大な情報量の「復習の手引き」を提供下さった古久根様、そしてサイト常連の皆様のお陰だと思っています。ここに御礼をまずは申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

 平成30年(2018)年3月26日付けで気象庁長官への予報士登録も完了し、晴れて気象予報士として歩き始めることになり、微力ではありますが前述のサイトの皆様への恩返しや、社会貢献ができたらいいなと思う今日このごろであります。

 このサブページでは、試験に合格するまでの道程を自分なりにまとめてみました。現在受験中の方やこれから受験してみようと思っておられる方の参考になれば幸甚です。勿論この方法が全てではありませんし、生活環境が私と同じとも限らないので、あくまで参考にしていただいて、ご自分なりにアレンジしていただければと思います。

【1.受験結果】

 受験結果は、以下のような状況でした。

 

 

 

 

 

 初めての受験である48回は、学科の過去問練習で概ね12~13問正解ができるところまで持ってきていたのでいけそうな感触が持てました。しかし結果は専門がギリギリセーフで、ヒヤリでした。実技は、午前中の学科で精力を使い果たしたのか実技1まではまぁまぁだったのですが、実技2で完全に撃沈。圧倒的に時間が足りな~い。一番時間を費やしてしまったのが、緯度・経度を1°レベルで答える問題。(結構その数が多くて閉口しました)

 

 これで、実技の課題がはっきりしたのです。「応援団」サイトでも「時間のファクタを念頭に練習しましょう」と適切なアドバイスもいただき、実技も60分で解答できるように練習を繰り返しました。最初は、16方位の風向や緯度経度の問題では定規やコンパスを駆使して正確に計測しようと一生懸命でしたが、何回も練習しているうちに、パっと見で判別できるようになり、大幅な時間短縮ができました。49回受験までの半年弱は、31回~48回の実技1、2をひたすら練習。3回と半分は回った計算になります。

 

 それで臨んだ49回。今回は全精力を実技につぎ込めます。それでも見直しの時間は5分程度しかなく、結構時間を使ってしまいました。机上を万全の準備(後でご説明します)で臨みましたが赤鉛筆を落として試験官に拾ってもらうなどのハプニングにも見舞われ、後からケアレスミスも見つかり、辛めの自己採点で63%だったので、こりゃもう一回だと半ば諦めていました。しかし、ナント!合格発表日の支援センタのpdfに自分の受験番号が載っていたのを見た時は嬉しいより先に「めがてん」状態。合格の葉書を受け取って漸く実感が湧き上がってきました。

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